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8. LBSカルチャーのペットおよび実験動物のアレルギー、皮膚炎症状軽減作用  
アトピー性皮膚炎はヒトおよび動物に多く見られる皮膚疾患で、一般的に完治することはなく、悪化するとさらに治療が困難となる病気です。アトピー性皮膚炎モデルマウスを用いて、LBSカルチャーのアレルギー症状軽減効果を試験しました。

ヒスタミン遊離誘発物質KS20を投与してアレルギー様症状を起こさせたNC/Ngaマウスに、飲水に加えた「バイオフード」(LBSカルチャー)を1日体重あたり1万分の1〜1万分の3となるよう6匹のマウスに8週間投与しました。

デジタルビデオ装置を用いて引っ掻き行動の回数を記録し、投与開始前と投与後、およびバイオフード非投与対照マウスのそれと比較しました。

アレルギー様症状を示した「バイオフード」投与前のマウスの引っ掻き行動は30分で40〜50回であったのに対し、8週間投与後は平均29回に減少しました(下図、P<0.05、ANOVA解析)。

また、「バイオフード」投与6〜7週目には、皮膚炎軽減効果も見られました。
これらの結果は、LBSカルチャーは、マウスにおけるI型アレルギーの症状を改善する効果を有することを示しています。

KS20投与NC/Ngaマウスの引っ掻き行動の変化。「バイオフード」投与後において、有意に引っ掻き行動を抑制した。
(P<0.05、ANOVA解析)

ヒトだけではなくイヌにおいても皮膚疾患やアトピー性皮膚炎は多く発生しますが、有効な治療薬や治療法は未だありません。
そこで、皮膚炎を呈するイヌ5匹にLBSカルチャーを混合した餌料を給餌し、皮膚炎の改善状況を観察しました。
1日の投与量は体重1kgあたり100μgとし、8週間連続投与しました。その結果、皮膚炎を呈し脱毛していた5匹のうち2匹に新たな発毛が見られました。(下表)この2匹では血液中のTGFβ mRNAの発現が低下していました。
試験期間中症状が悪化したイヌはありませんでした。
犬  種 掻痒の抑制 紅斑の改善 脱毛の改善 鱗屑の改善 丘疹の改善
 キャバリア1 有効 有効 有効 有効 有効
 ブルテリア 有効 やや有効 著効 有効 有効
 ヨークシャ やや有効 変化なし 変化なし 有効 変化なし
 ビーグル やや有効 変化なし 変化なし やや有効 変化なし
 キャバリア2 やや有効 変化なし 変化なし 変化なし 変化なし
     

次に臨床試験の範囲を広げ、18の動物病院で31頭のイヌを対象に種々の疾患に対するLBSカルチャー投与の効果を観察しました。飼い主にLBSカルチャー配合サプリメント「パートナープロテック」を飼育犬に8週間経口投与してもらった後、症状の変化を獣医師が観察しました。来院したイヌはアトピー性皮膚炎などのアレルギー性皮膚炎が多く、次いで毛包虫症(ニキビダニ寄生)やマラセチア症(酵母感染)、膿皮症(化膿菌感染)、外耳炎などの感染症に罹患していました。皮膚アレルギー疾患およびアトピー性皮膚炎に対しては83%に効果を認めました。(下図)これらのイヌでは皮膚炎が軽減し、痒みも治まりました。

アレルギー性皮膚炎,アトピー性皮膚炎罹患犬に対する「パートナープロテック」投与の症状軽減効果

さらに上記の感染症に対しても85%に効果を認めました。(下図)
LBSカルチャーのこれらの効果に加え、本臨床試験において獣医師からは、体臭が減少している、口内炎が改善した、目やにが減少したなどのコメントもいただきました。

感染症罹患犬に対する「パートナープロテック」投与の症状軽減効果

上の結果に基づき、6つの動物病院に長期通院していたアトピー性皮膚炎症例犬に対して臨床試験を実施しました。LBSカルチャー原末を体重1kgあたり0.1〜0.2gを1日1回経口投与し、投与前後の皮膚症状をアトピー性皮膚炎の「重症度指数(CADESI)」および「痒み指数」によって定量的に評価しました。15例中11例(73%)において皮膚炎症状の改善が認められました [34]。また症状を抑えるため対症療法剤を投与されていたイヌにおいても、23例中14例(61%)に症状改善が見られました。症状が重度な症例では、症状の改善が認められた症例は17%でした。これらの結果より、LBSカルチャーは軽度から中等度の症状を示すアトピー性皮膚炎に対する症状改善効果があると判断されました。

代表的な改善症例を示しますと、重度なアトピー性皮膚炎に罹患していたラブラドールレトリバーは、LBSカルチャー投与後「痒み指数」、「重症度指数」ともに低下し、鼻部の脱毛が改善するとともに、腹部の色素沈着や紅斑が改善しました。
(写真1〜4)
また、もう1頭のラブラドールレトリバーでも「痒み指数」が低下し、前肢趾間の紅斑の改善を認めました。
(写真5、6)
(写真1) (写真2)
    
(写真3) (写真4)
 (写真1〜4)アトピー性皮膚炎罹患犬(6歳ラブラドールレトリバー)における皮膚炎症状の軽減
        鼻部の脱毛および色素沈着の軽減と、鼠径部の紅斑および色素沈着の軽減
(写真5) (写真6)
 (写真5、6) アトピー性皮膚炎罹患犬(5歳ラブラドールレトリバー)における皮膚症状の軽減
         前肢趾間の紅斑および脱毛の軽減 
 
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